駄菓子屋ともんじゃ焼き(1)
もんじゃ焼き店の中には、スナック菓子をトッピングしたり、イチゴシロップ(!)を入れたり、果ては駄菓子屋もやっていたりする所があります
もんじゃ焼き初心者にとって、こうした光景は異様に映るようで、ネットでも<駄菓子売ってる!>などという書き込みを見ることがありますが、実は駄菓子屋ともんじゃ焼きの間には、切っても切れない深い関係があるのです
もんじゃ焼きは東京の下町を中心とした地域で発達した鉄板焼き料理 タネで文字を書いたことから、
<文字(もんじ)焼き>→<もんじゃ焼き>
となったという経緯があるように、もともとは遊び心のある食べ物でした 特に昭和初期から中期頃までは、駄菓子屋で主に子どものおやつとして売られていたものです
高度経済成長期を境に、駄菓子屋は徐々に姿を消し、もんじゃ焼きも高級化し、現在では子どものおやつとしてはあまりにも値段の高いものになりました そんなもんじゃ焼きではありますが、今でも駄菓子屋で売られていたときの名残として、上記のようなお店も見られるというわけです
駄菓子屋ともんじゃ焼き(2)
駄菓子屋ともんじゃ焼きが切っても切れない関係であることは<駄菓子屋ともんじゃ焼き(1)>で既に述べましたが、このことは、もんじゃ焼きの具材にも影響を与えてきました
もんじゃ焼きの具材として、現在でも一部店舗で<ベビースターラーメン><えびせん>といったものが見られます また、イチゴシロップなどで甘辛くするところも これは明らかに、もんじゃ焼きに駄菓子屋で買った駄菓子を入れていた時代の名残でしょう 実際、昭和中期までは、子どもたちはお金に余裕があるときは、駄菓子屋で<切りイカ>や<カレーせんべい>、そして<ラメック(ベビースターよりチープなラーメン菓子)>などを買ってもんじゃ焼きにトッピングしていたと言います
駄菓子屋で食べるもんじゃ焼き、何だか楽しそうですね 現代の豪華なもんじゃ焼きもいいですが、昔ながらのもんじゃ焼きを味わうのも、なかなか楽しいもの もし機会があれば、そういうお店に入るか、ご自分で作ってみては?